銀座のクラブの係制システムとは何?
2017年09月01日 13:37
銀座のキャバクラでは、顧客は気に入ったキャバ嬢を店内で指名する事が出来ます。
キャバクラの場合、お気に入りのキャバ嬢を何度も指名する事もありますが、気分が変わった時は他の女の子を指名しても必ずしも失礼にはなりません。
もちろんキャバ嬢からすれば気分の良いものではありませんが、その顧客に対しての営業努力が足りなかった、魅力がなくなったと考えて奮起出来ればプラスになります。
ところが銀座のクラブでは、今日はAちゃん、明日はBちゃん、明後日はCちゃんと、次々にホステスを入れ替える事は出来ません。
銀座のクラブでは係制システムが採用されており、一度担当になったホステスは永久指名制です。
「Aちゃんを呼んで」と言わなくても、きちんと係のホステスがやって来て接待してくれます。
これが銀座のキャバクラとクラブとの大きな違いになります。
このページでは銀座のクラブの係制システムについてまとめています。
キャバクラとはちょっと違うので気をつけてくださいね。
銀座のクラブは永久指名制
銀座にあるクラブは、基本的に会員制や紹介制になっています。
何のツテもない顧客がフラッとやって来ても基本的に入店はお断わりされます。
高級クラブにはそれなりのステータスを持つ資産家や企業経営者、有名人がやって来るため、誰でも入店OKではないんですね。
もし友人に紹介されてお店にやって来たら、基本的に紹介してくれた方についている担当のホステスが係になります。
本人の意思とは関係なく担当ホステスが決まり、以後お店に行くたびに(ホステスの公休日は除く)、担当のホステスが接客をしてくれます。
だから永久指名制なのです。
係になるまでの条件
ホステスを永久指名と聞くと何だか「夫婦みたいで浮気が出来ない」と思ってしまいますが、実際のところはそうではありません。
係のホステスは担当する顧客と常にべったりではなく、顧客の好みの女の子を次々に紹介してくれたり、好みに合わない女の子だと入れ替えてくれます。
永久指名のホステスは、顧客にとってのお世話係のようなもの。
「今日はヘルプのAちゃんとアフターしたいな」と思えば、係のホステスに一言伝えれば希望するホステスとアフターを楽しむことも出来ます。
顧客が最大限に楽しめるよう、様々な気配りや対応をしなければならないため、経験の少ない新人ホステスには任せる事が出来ません。
係になるのはホステスのママであったり、ママから全幅の信頼を置かれるベテランホステスなどが務めます。
新人ホステスはまず銀座のヘルプから始まり、だんだん仕事を覚えて顧客を増やし経験を積んで係になれるように努力していきます。